【🦉賢者の森🦉】(105)絶景ゆる登山のすゝめ甘利山&鳳凰の尾をすすめ千頭星山
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 Published On Jul 15, 2024

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【当チャンネルについて】
「賢者の森」にお越しいただきまして誠にありがとうございます。当チャンネルの動画を作成している「ハル」と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
当チャンネルの動画は、山や自然を主題としております。もともとは、山や自然が大好きでも身体的・環境的・その他さまざまな理由でなかなか山に行くことができない人にも、実際に山に行ったような気分で楽しんでいただけたら嬉しいなと思ってつくりましたが、これから行く山の計画や準備のお供として、かつて旅した山の思い出のお供として、また、トレッドミルやエアロバイクなどトレーニング中のお供として、睡眠導入用や暇つぶしのお供として、いろいろな使い方で皆様の生活のほんの隅っこに置いていただけたら本当に嬉しく思います。そして、「賢者の森」に訪れてくださったすべての皆様にとって少しでも、有意義な時間になったり、自然の良さを感じる時間になったり、山が好きになるきっかけになれたなら、何よりの幸せです。

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【当動画の山について】
~甘利山・千頭星山(あまりやま・せんとうぼしやま)~
甘利山は山梨県の韮崎市と南アルプス市に跨る標高1731mの山です。山梨百名山のひとつで、季節折々に花を咲かせる山野草や、とくに6月上旬~中旬頃に花を咲かせるレンゲツツジ群生の名所として知られています。甘利山は老若男女多くの人に愛されている山ですが、その理由のひとつに、登山に使った体力に対して得られる満足度が圧倒的に高いことが挙げられると思います。甘利山最短ルートの登山口(甘利山広河原駐車場)へは通常、マイカーやタクシーなどを利用して山梨県道613号甘利山公園線を行くことになるのですが、普通車80台ものスペースにトイレが併設された駐車場へはなんと標高約1640mまで上げてくることができ、そこから甘利山山頂までの標高差は約91m、よく整備され危険度の少ない安心登山道&木道を歩いて約30分で登頂できてしまうという超絶お手軽登山でありながら、広く明るく長閑な山頂からみられる風景は甲府盆地と富士山の大絶景という、体力的なコストパフォーマンスやタイムパフォーマンスが本当に高い すごい山だと個人的に思っています。ただ、そんな一般的なお手軽さから甘利山は「やさしい里山」のように見られがちですが、仮に、甘利山の足元である麓の「甘利山入口」という交差点 標高約407mからの全行程を人の脚のみで登った場合、標高差1200m片道距離14kmを越えてくる、しかも頂上のゆったり感と結びつかないくらいの急斜面に囲まれたとんでもない鬼畜山と化すあたりやっぱり南アルプスの一角をなす山といえます。本来なら、厳しい旅の果てに辿り着ける山頂の楽園なのでしょうけど、だからこそ、お手軽に山頂に行ける甘利山の存在はとても有難く、そこまでの道をつくってくれた「地上の星」のみなさまや、甘利山を丁寧に整備してくださっている方々には感謝しかない、本当に良い山だと思います。

千頭星山は山梨県の韮崎市と南アルプス市に跨る標高2139mの山です。「千頭星(せんとうぼし)」の名前は、シカやイノシシなどが多い狩猟地を意味する「千頭(せんず)」に、境界の標示である「榜示(ぼうじ)」が転じて「星(ほし)」となったもので、このことから本来は「せんずぼし」と呼んでいたのではないかとも考えられています。
千頭星山は甘利山から西側につづく稜線(尾根)上にあります。この稜線はそのまま韮崎市と南アルプス市の境界にもなっていて、登山道もまたこの稜線にほぼ一致しています。甘利山と同じ稜線上にあり同じ山梨百名山にも選ばれている千頭星山ですが、いつも誰かがいるような甘利山の雰囲気とは違い、とても静かで秘境感漂う旅を楽しめる山です。急登っぽいところも断続的に現れますが、けして長くはなく、大きな岩や大きな段差や嫌らしく木の根が張り出したような場所もあまりないため登山道の難易度は低めとなっています。また、総じて明るい森や草原を歩くような雰囲気ですすみ、登山道から時折見られる風景は高度感を感じられる絶景(+富士山の絶景)が多いので、お手軽に稜線歩きを楽しみたい人にも隠れ家的な人気があるようです。ただ、どこの山にも言えることですが、現在のように熊による被害が連日のように各種メディアで取り扱われる前から、地元では、千頭星山はたびたび熊の目撃情報があることでも知られていました。重ね重ね、どこの山にも言えることですが、熊対策をご検討のうえで、ある程度の心の準備をして臨まれることをおすすめします。
当動画は甘利山から奥甘利山を経て千頭星山までの旅を記録したものとなっていますが、千頭星山から先に伸びる登山道は大馴鹿峠を経て南アルプス鳳凰三山の稜線上にある苺平へと至ります。鳳凰三山の最北 地蔵岳のオベリスクを「鳳凰の嘴(くちばし)」としたとき、当動画の旅ですすむ登山道(稜線または尾根)は「鳳凰の尾」をたどるような道のひとつともいえ(もうひとつは夜叉神峠方面からの登山道)、千頭星山の少し先から望むことができる鳳凰の姿は荘厳です。

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【当動画で使わせていただいている音楽について】
[サイト名] PeriTune
[URL]    / @peritune  
[サイト名] Ucchii0-うっちーゼロ
[URL]    / @ucchii0--286  
※当動画で使わせていただいている音楽はフリー音楽を使わせていただいておりますが、当動画からの音楽取得は何卒ご遠慮くださいませ。
※作者の「ムツキセイ様」、「うっちー様」、素晴らしい音楽を使わせて頂きまして心から感謝いたします。この場を借りて厚くお礼を申し上げます。

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【チャプターもどき】
#山梨県の山
(00分09秒頃)  甘利山つつじ苑横の登山口(甘利山広河原駐車場)
(00分36秒頃) *分岐(←東屋・三角点)
(01分00秒頃) *分岐(→甘利山つつじ苑横の登山口・甘利山広河原駐車場)
(01分21秒頃)  鍋頭
(01分51秒頃) *分岐(←南甘利山/↑千頭星山)
(01分52秒頃) ★甘利山(山頂)
(03分38秒頃) *分岐(→急登を経てスキー場跡地・汁垂・甘利山グリーンロッジ・甘利山広河原駐車場)
(04分23秒頃) *分岐(←大笹池・南甘利山・椹池・白鳳荘横の登山口)
(06分48秒頃) ★奥甘利山(山頂)
(13分13秒頃) *分岐(→御所山・青木鉱泉)
(13分13秒頃) ★大西峰(東斜面をトラバース)
(16分17秒頃) ★千頭星山(山頂)
(17分00秒頃) *登山道(↑大馴鹿峠を経て鳳凰三山の苺平に至る)
(18分16秒頃)  甘利山
(18分24秒頃)  金峰山など奥秩父の山々
(18分28秒頃)  浅間山、八ヶ岳、蓼科山など
(18分32秒頃)  白馬岳など北アルプスの山々、美ヶ原・霧ヶ峰など
(18分39秒頃)  サルオガセ
[山域] ※もしくは極めて近い山域・地域
南アルプス(赤石山脈)
[標高] ※当動画の全編で到達する最高点
2139m
[選定されている百選など]
山梨百名山「甘利山」
山梨百名山「千頭星山」

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【関連動画】
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