フランス・ルネサンスの偉人たち|誰がルネサンスをもたらしたか?|歴史秘話|
いこいこikko いこいこikko
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 Published On Jul 17, 2022

Renaissance「再生・復興」という文化運動や時代区分を表す語は(フランス語ではRを大文字で表記)19世紀半ばに歴史家のジュール・ミシュレによって最初に学問的に使用されたといいます。
それまでのフランスの歴史区分は1000年にも及ぶ中世で、その間の文化的歴史的遺産はといえば宗教や王家のものがほとんどです。残っているものといえば、教会、祭壇画、宗教彫刻あるいは王や為政者の城塞、肖像画、武器などでしょうか。
イタリアの豊かな経済的、文化的基盤を持つ都市国家からヨーロッパ中に広まったルネサンスの波。それは技術や科学の進歩に伴い、古代ギリシャやローマのニュアンスを取り入れつつもはるかに成熟した文化を各国にもたらしました。建築、技術、芸術、音楽、文芸、思想など多岐にわたってルネサンスの運動は広がりました。

フランスもイタリアに王たちが遠征したことにより、イタリアの最先端の技術や様式に大いに刺激を受けます。そして人や物や技術を取り入れ、どんどん洗練されてきます。
その立役者となったのは何といってもフランソワ1世でしょう。美的センスが豊かで建築に興味がある王は、イタリアから多くの建築家や室内装飾家を招き、城の建築、改築にいそしみます。王に招聘されたひとりにレオナルド・ダ・ヴィンチもいました。イタリアだけでなくフランスのルネサンスを語るうえでも外せない重要人物です。フランスの宝となった彼の絵画は今日も多くの人たちを惹きつけてやみません。
そしてもう一人、フランソワ1世の後を継いで王位についたアンリ2世のお妃、カトリーヌ・ド・メディシスも重要なルネサンス文化の伝達者です。
これらの3人を取り上げ、フランスのルネサンスを語ってみようと思いました。楽しく分かりやすくお話していますので、どうぞ本編をお楽しみください。

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