Published On Oct 7, 2024
高校・大学・実業団のランナーがそのカテゴリーを超えて同時に走る第3回奥球磨駅伝大会です。抜きつ抜かれつの熱い戦いが球磨路で繰り広げられました。
42.195キロを大学生・実業団は4人、高校生は7人で走る奥球磨駅伝。1区から福岡の大牟田高校が仕掛けます。
【西村勇気アナ・実況】
「ナンバーカード3番の大牟田Aの野田顕臣、前に出た」
このスパートに鳥栖工業高校の岩佐が反応し先頭へ。
さらに後ろから実業団のひらまつ病院荻久保も加わり、3人が競り合って第1中継所に飛び込みます。
【中継所リポート 浜田友里子アナ】
「先頭でタスキを渡すのは鳥栖工業、そしてひらまつ病院、大牟田と続きました」
中盤は再び先頭に出た大牟田高校中心にレースが動く中、いったん順位を6位まで落としたひらまつ病院がギアを上げます。
【西村勇気アナ 実況】
「あっ、いま上野がもう一回洛南高校をかわした。スパート、上野裕一郎スパート。単独3位にもう一度上がりました」
【三津家 貴也さん 解説】
「一気にスパートかけましたね、いま」
アンカー勝負までもつれ込んだこのレース、粘る大牟田高校をついに実業団ランナーがとらえます。
【西村 勇気アナ・実況】
「いま並びかける、ビヤゼンがかわした一気に抜いた。大牟田の前に出た。ひらまつ病院、トップに躍り出た」
【西村 勇気アナ・実況】
「いま栄光のフィニッシュ、2時間6分38秒。ひらまつ病院A初優勝。2位は大牟田A」
ひらまつ病院Aチームが初の総合優勝、熊本勢は九州学院高校が高校の部で4位・総合6位でした。
【解説 三津家 貴也さん】
「(各区間で)ラストの切り替え・スパートが本気で挑んでる、出し切ってるのが伝わってきて、社会人の『高校生・大学生には負けられない』という意地が伝わってきた部分が勝因になってるんじゃないかなと。(観る側は)エンタメとしても楽しいですし、頑張ってる選手たちとしても今後の成長の舞台になっていくところも含めて、駅伝シーズン初戦として素晴らしい大会だなと思いました」