【寺社参詣】#70 大宮八幡宮(兵庫県三木市)~播州三木 九柱の大神を祀る~ Omiya-hachimangu Shrine
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 Published On Jul 6, 2022

神社仏閣巡り「寺社参詣シリーズ」第70回は、兵庫県南部、播州平野の東端 三木市に鎮座する、大宮八幡宮です。

大宮八幡宮の創建については、よくわかっていませんが、古代より裏山(現八畳敷)には、古代祭祀様式の磐境があり、第36代孝徳天皇の時代には、既に社祠が建立されていて、「播磨国風土記 美嚢郡の段」には、美嚢郡高野里の祝田社と称して祀られていました。その後、鳥羽天皇の時代になって、天永2(1111)年、別所氏の祖・頼清によって社殿が創建され、代々の三木城主が守護神として崇め祀りました。

戦国時代、豊臣秀吉と別所氏との戦による戦火で、大宮八幡宮は社殿や記録などを全て焼失してしまいまいた。その後三木の地を治めた中川秀政によって天正11(1583)年に社殿が再建されました。

江戸時代には、慶長8(1603)年、姫路城主 池田輝政から社領を寄進され現在の地に遷座、元和5(1619)年、小笠原忠政によって本殿と諸建築物が修理され、さらに社領を寄附し、境内の広さが七万余坪にまで拡張されました。

明治時代には、境内が縮小しましたが郷社に列せられ、さらに平成の世になって、平成6(1994)年に大改修事業を行い、本殿を後方に引き、その本殿があった場所に左右両翼を持つ拝殿を建立しました。


大宮八幡宮の秋の例大祭は、「播州三大祭り」に数えられるお祭りで、毎年10月のスポーツの日直前の土曜日に行われます。元々は10月16日に行われており、これは中川秀政が社殿を再建した天正11(1583)年9月13日(旧暦)が起源と伝えられています。

大宮八幡宮の境内は三木市の市街地にあって、神戸電鉄粟生線三木駅から約500mという交通の便が良い所に鎮座しています。この神戸電鉄三木駅の下り駅舎は、平成30(2018)年3月4日に近隣住宅で発生した火災が延焼して焼失。令和4(2022)年にようやく再建され、駅前ロータリーも整備されるなど、駅のイメージが一新されました。しかし、神戸電鉄粟生線は、深刻な乗客減で廃線の話も出るなど危機的状況にあります。みなさん、粟生線を使って訪れてくださいね。

かつては七万坪もの社領をもち、現在は小さくなったとは言え、一万坪余りの境内に樹齢500年以上と伝えられる神木杉をはじめ、木々生物が生息する、播州三木の名社 大宮八幡宮の動画をご覧下さい。

機 材:GoPro HERO8

【リンク】
播州三木 大宮八幡宮 公式WEBサイト
http://www.miki-oomiya.net/

【使用BGM】
パッヘルベル:シャコンヌ ヘ短調
(クラシック名曲サウンドライブラリー)
http://classical-sound.seesaa.net/

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