moka studio2020です。この動画は武田信虎が躑躅ヶ崎館の詰城として築城し、武田信玄・武田勝頼三代にわたって使われた戦国時代の山城、要害山城について解説した動画です。
要害山城は、武田信虎が1520年に、詰城として躑躅ヶ崎館から北に2.5km離れた標高770mの丸山山上に築城した城です。1521年、今川方が甲斐国に侵攻すると、信虎は一時期要害山城に避難します。信虎の正室、大井夫人もこの時要害山城に避難し、ここで信玄を産んだと伝えられます。
要害山城は、信虎・信玄・勝頼の三代にわたって使用され、勝頼が新府城へ移るまでの62年間、武田氏館跡とともに武田氏の領国支配の本拠地となった山城です。同時期に築かれた湯村山城や一条小山と共に躑躅ヶ崎館と甲府城下を防御することを意図した城で、中世の守護所的な要素を色濃く残す躑躅ヶ館とともに良好に残る、貴重な山城ではないでしょうか。
本動画製作にあたり、石川浩治様・北島大輔様・寺井半兵衛様にご教示いただきました。
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【関連サイト】
甲府市　要害山城
https://www.city.kofu.yamanashi.jp/se...

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