【32年間ありがとう】都営浅草線5300形が営業運転終了(2023年3月7日ニュース)
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 Published On Mar 6, 2023

都営5300形が引退しました。
 東京都交通局は、今日7日、浅草線で活躍してきた5300形について、2023年2月をもって営業運転を終了したと発表しました。
 都営5300形は、老朽化した5000形を置き換えるため、都営浅草線で1991年3月にデビューした車両です。8両編成27本計216両が1998年までに製造されました。
 車両のデザインは、日立製作所デザイン研究所が行いました。外観デザインは都営浅草線が走行する銀座などの都会的センスあふれるイメージを表現しており、塗装は軽快感と明るさを感じさせる「アーバンホワイト」に、「レッド」と「ダークブラウン」の2色の帯を纏っています。
 内装のデザインは、浅草・隅田川など下町情緒や東京の粋を感じさせるものとなっていました。
 また、都営地下鉄として初めてLED式の行先表示器を採用した車両でもあります。
 1991年のデビュー以降、「交通局の白い悪魔」として、都営浅草線・京急線・京成線・北総線で活躍してきました。
 しかし、新型車両「5500形」の導入により、2018年より置き換えが始まりました。その後、トップナンバー5301編成を皮切りに廃車が進んでいました。
 そして、2021年9月には5319編成が廃車回送され、5320編成が残るのみとなりました。
 5300形は、当初の計画では、2021年度中の全編成引退が予定されていました。しかし、5500形のデジタル無線化工事に伴う予備車として、2022年度も走り続けてきました。
 そして5300形が最後の1編成になってから約1年半、2023年2月23日の07Tをもって、5320編成が営業運転から離脱しました。この編成の運用離脱をもって、1991年のデビューから約32年間にわたって活躍してきた5300形は、全廃となります。
 東京都交通局では、5300形の引退を記念して、「ありがとう5300形 都営まるごときっぷ」を発売します。3月13日から都営地下鉄18駅の自動券売機で限定3000枚を販売するということです。

◆東京都交通局 プレスリリース
https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/pick...

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