Published On Sep 29, 2024
王座戦ストレート防衛して、いよいよ竜王戦!
私たちは400年に一度の天才を目にしている。
天才棋士 藤井聡太の幼年時代を深堀りしました。
漢字より先に将棋の符号を覚えた子供時代。
負けるたびに盤上の前で大泣きした。
アマ将棋界で「強いチビ」と言われて恐れられ、
史上最年少の14歳2か月でプロとなった。
「棋士にならなければ電車の運転士になりたかった」と語るぐらいの鉄道マニア。
今や将棋界のトップに上り詰めた彼の幼少期は、将棋以外では子供らしく、
そして、将棋では、ある意味、それ以上に子供らしい子供だった。
幼稚園児にして難解な詰将棋に没頭し、年上の子供達をゴボウ抜きにしながらも、
負けるたびに大泣きし、周囲の大人をハラハラさせた。
この動画では、誰よりも将棋を愛し、誰よりも将棋で負けたくなかった少年が、
「名人をこす」目標を掲げ、プロの登竜門・奨励会に乗り込むまでの軌跡をご紹介します。
※続編の制作を行っております。ぜひチャンネル登録をしていただき、続編もご欄ください。
藤井 聡太(ふじい そうた、2002年〈平成14年〉7月19日 - )は、日本の将棋棋士。杉本昌隆八段門下。棋士番号は307。愛知県瀬戸市出身。
2016年に史上最年少(14歳2か月)で四段昇段(プロ入り)を果たすと、そのまま無敗で公式戦最多連勝の新記録(29連勝)を樹立した。その後、五段を除く昇段、一般棋戦優勝、タイトル挑戦、獲得、二冠から八冠までのそれぞれの達成、名人獲得など多くの最年少記録を塗り替えた。さらに、史上初の八冠独占、史上初の7年連続での年度勝率8割以上(継続中)、タイトル戦番勝負における初登場からの連続獲得で歴代1位の22回、史上初の一般棋戦年度グランドスラムなど数多くの記録を残している。
デビューからの29連勝などは各メディアが広く取り上げ、この頃から脚光を浴びる様になった。藤井の活躍により将棋ブームが起こり、社会現象的な人気は「藤井フィーバー」とまで呼ばれている。
プロ入り前の棋歴
幼少期
5歳であった2007年の夏、母方の祖父母から将棋の手ほどきを受けた。藤井の祖母は、3人の娘のところに生まれた孫達に囲碁と将棋のルールを順番に教えていた(祖母自身はルールを知る程度)。藤井は瞬く間に将棋のルールを覚え、将棋を指せる祖父が相手をしたが、秋になると、祖父は藤井に歯が立たなくなった。同年の12月には瀬戸市内の将棋教室に入会する。
将棋教室入会時に師範から渡された、500ページ近い厚さの所司和晴『駒落ち定跡』(日本将棋連盟、ISBN 4819702092)を、まだ読み書きができない藤井は符号を頼りに読み進め、1年後には完全に理解・記憶した。将棋教室の文本塾長によると、教室では1回3時間の授業を週3回行っているが、教室に通い出した藤井が週4回の授業を希望したことから、彼のために追加授業をした時期があるという。
研修会時代
2010年3月、小学1年生で東海研修会に入会。この研修会では後に師匠になる研修会幹事の杉本昌隆に出会い、小学3年生の時には高田明浩も参加していた。2011年8月、小学3年生で第10回全国小学生倉敷王将戦・低学年の部で優勝。同年10月にはJT将棋日本シリーズ東海大会の低学年の部で優勝する。翌2012年1月開催の第9回小学館学年誌杯争奪全国小学生将棋大会では伊藤匠と対戦している。
研修会の日々について、後年「同世代と切磋琢磨し、定期的にプロから教わることができた。大会などでは難しい感想戦もしっかりでき、そこで成長した部分がかなり大きかった」と振り返っている。2012年6月には研修会B1に昇級し、9月に小学4年生で新進棋士奨励会(以下「奨励会」)に入会(6級)。この時、地元瀬戸市のFMラジオ局の番組『ラジオサンキュー』に出演し、「名人を超えたいです」と語っている。
奨励会時代
新幹線で関西奨励会に通い、稲葉聡の家で開催されていた研究会にも参加していた。小学6年生の時に史上最年少で初段となり、史上最年少で二段に昇段する。さらに2015年3月の詰将棋解答選手権で史上最年少優勝を果たし、2019年まで五連覇。奨励会の例会後は高田明浩らと10秒将棋や詰将棋の早解きに取り組んでいたが、詰将棋の問題は藤井の作が多かったという。中学1年生であった2015年10月18日に、史上最年少(13歳2か月)で奨励会三段に昇段する。
なお、2015年度後期の第58回奨励会三段リーグ戦は昇段決定2週間前の10月3日に開幕しており、半年近く足止め状態になってしまう。その間、師匠の杉本昌隆は知り合いに頼んで藤井に実践の機会を作ったという。2016年3月に開催された仲宗根杯関西奨励会トーナメントでは3位に入り[、中学2年生で2016年度前期の第59回奨励会三段リーグ戦を迎える。この三段リーグの期間中に、千田翔太の勧めでAIによる研究を始めている。
2016年9月3日の最終局で西山朋佳に勝ち、13勝5敗で三段リーグ1位となる。同年10月1日付・14歳2か月での四段昇段(プロ入り)を決め、最年少棋士記録を62年ぶりに更新した(従来の記録は、1954年8月1日の加藤一二三の14歳7か月)。中学生棋士は、加藤一二三・谷川浩司・羽生善治・渡辺明に続いて史上5人目。三段リーグを1期抜けしたのは、小倉久史・屋敷伸之・川上猛・松尾歩・三枚堂達也に続いて6人目であった。
以降は続編の動画で語られます。
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