Japanese train running sound and view in the car.(Osaka/JR-WEST/Series223-0/TOSHIBA-VVVF)

JR西日本の阪和線関空・紀州路快速用の223系0番代HE408編成走行音です。VVVFは東芝製GTOの1C1M方式で、281系や207系1000番代でも同様の装置が採用されました。

・元祖223系
近畿圏を中心に900両以上が活躍する223系、その最初のバージョンである0番代は1993年に登場し、翌年開港する関西空港アクセス用車両として空港利用者に特化して1-2人掛け転換シートや当初は荷物室、指定席車も設定されました。空港アクセスに特化した形式と思いきや、1995年に新快速用1000番代が登場して以降様々な用途に合わせて大量投入され、JR西日本在来線の最多両数を数えるまでになりました。デザインの斬新さは同じ関空アクセスのラピート程では無いものの、丸目の前照灯や曲線的なデザインは当時近未来感を感じたものです。

・組替え続き
当初6+2両だった編成は紀州路快速登場の1999年に5+3両に、2008年にオール4両に組替えられ、全車0番代で統一されるのは当初から基本編成を構成していたHE401〜409の9本です。付属編成は当初2両から基本編成から抜いたサハを組入れて3両に、4両化に際しては2500番代モハを新製して、現在のHE410〜416編成を構成しています。