置賜のふるさと工芸品④【白鷹紬(山形県白鷹町)】
置賜総合支庁産業経済企画課 置賜総合支庁産業経済企画課
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 Published On Feb 22, 2015

山形県置賜地域の「ふるさと工芸品」の紹介映像です。

白鷹紬は、長井紬とその発祥を同じくし、米沢藩が領内を青苧(あおそ)や紅花といった材料の生産地から、自給自足の絹織物産地に変えたことで始まりました。明治中期からは長井と同様、白鷹でも「米琉絣(よねりゅうかすり)」が織られていましたが、明治後半に栃木県足利の技術者から学んだ「板締(いたじ)め」を導入し、緻密な絣(かすり)文様を実現。白鷹紬ならではの染織の世界を創りました。現在も、板締め染による絣やお召(めし)を製作しています。
白鷹町に2軒ある織物工房のうち1軒の小松織物工房では、主に「白たかお召」と「白鷹板締小絣」を作っています。全国でここだけとなった板締め染技法によって作られる絣は、文様や皺(しぼ)に独特の風合いや特徴があり、その工芸的価値の高さから、昭和51(1976)年に「置賜紬(おいたまつむぎ)」として国の伝統的工芸品指定を、平成19年には県の無形文化財指定を受けました。

《山形県HP:ふるさと工芸品》
http://www.pref.yamagata.jp/ou/shokok...

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