今回は、戦国時代の『栃木県』でどのような出来事があったのかを解説します。現在の栃木県にあたる下野国は、宇都宮氏、那須氏、そして小山氏など、俗に関東八屋形と呼ばれる伝統的な領主が支配する地域でした。

◆目次
00:00 はじめに
00:14 享徳の乱の勃発〜古河公方と下野の大名
03:01 那須氏・小山氏・宇都宮氏の永正・天文の内乱
07:45 上杉謙信の越山と北条氏の下野進出
10:44 東方之衆の成立～北関東の反北条氏連合
13:09 沼尻の合戦〜北条氏滅亡

動画内の那須氏居城の表記に誤りがございます。
(誤)鳥山城 (正)烏山城

◆主要参考文献
池 享『東国の戦国争乱と織豊権力 (動乱の東国史)』 吉川弘文館
江田 郁夫 『中世宇都宮氏 (戎光祥中世史論集9) 』戎光祥出版
江田 郁夫 『下野長沼氏 (中世武士選書)』戎光祥出版
黒田 基樹　『図説 享徳の乱 』戎光祥出版
黒田 基樹　『北条氏年表 (宗瑞・氏綱・氏康・氏政・氏直)』高志書院
黒田 基樹　『関東戦国史　北条VS上杉５５年戦争の真実』KADOKAWA
黒田 基樹　『戦国北条五代』星海社
齋藤 慎一　『戦国時代の終焉: 「北条の夢」と秀吉の天下統一 (読みなおす日本史)』吉川弘文館
佐々木 倫朗・千葉 篤志 編 『戦国佐竹氏研究の最前線』山川出版社
那須 義定『中世の下野那須氏 (岩田選書 地域の中世) 』 岩田書院
則竹 雄一 『古河公方と伊勢宗瑞 (動乱の東国史) 』 吉川弘文館
松本 一夫『小山氏の盛衰　下野名門武士団の一族史 (中世武士選書　第27巻)』 戎光祥出版
簗瀬 大輔 『小田原北条氏と越後上杉氏 (対決の東国史 7)』吉川弘文館