武内和久・新北九州市長が初登庁「稼げる街にしていきたい」~福岡市長とトップ会談へ
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 Published On Feb 20, 2023

北九州市長選挙で初当選した武内和久新市長が20日、初めて市役所に登庁し「稼げる街にしていきたい」と意気込みを語りました。早速、福岡市長を訪問しトップ会談を28日に行うことで合意しています。


◆「挑戦する市政を目指す」
20日朝、職員に迎えられて市役所に初登庁した北九州市の武内和久新市長。約100人の幹部職員を前に「未来志向の対話を大切にし挑戦する市政を目指す」と意気込みを語りました。

武内和久市長「全国で最も視察が集まる街にしようじゃありませんか。前例を破りましょう、自ら前例を作っていきましょう」


◆北橋前市長と事務引き継ぎ
選挙中は、ライバル候補の応援で火花を散らした北橋前市長とも対面。約100ページにおよぶ事務の引き継ぎを受けました。

北橋前市長「それをこれからの武内市政の推進にご活用いただければ幸いでございます」
武内市長「今後とも様々な形で見守っていただけますよう、どうぞよろしくお願いします」

また、同じく市長選でライバル候補を支援した「自民党・無所属の会」を訪問すると・・・拍手での出迎えを受けました。香月団長代行は「いろいろありましたが白紙に戻して、北九州市の10年後20年後を考えてもらいたい」と助言していました。


◆“動く市長になっていきたい”
一方、武内氏を支援していた市議3人は・・・

「おめでとうございます」

自民未来 三原朝利代表「なんか万感な思いというか、新市長なって頂いてとにかく頑張ってほしいな」

初めての市長室で椅子の座り心地を確かめたのは、わずかな時間でした。

武内市長「ここの席にずっと座っている市長ではなくて、どんどん街に出て行って、いろんな人の話を聞いたり動いていくという市長になっていきたい」


◆福岡市長と28日にトップ会談
早速、新幹線と地下鉄を乗り継いで向かったのは、福岡市天神です。

武内市長「再開発がどんどん進んで、福岡市やっぱり明るさと元気があるということを感じます。北九州市も負けないようにですね、これから民間投資を引っ張ってくる。そして稼げる街にしていきたい」

福岡市の高島市長を訪問し、今月28日に北九州市でトップ会談を行うことが決まりました。

高島市長「やっぱり妬みやひがみとかも含めて、とにかくいろんな本当にやりたいことが本当にスムーズに実現できるまでは、もうちょっと時間がかかるところもあるんで、そこはまた私がたくさん踏んできた地雷だとか、もしくはいろんな経験もぜひ生かしていただきたい」


◆“県と政令市でタッグを” 
続いて訪れたのは、福岡県の服部知事です。

服部知事「ぜひ、未来に向けて挑戦をし、そして、この北九州市をですね。発展に導いていただくことを期待しております」

武内市長「県と政令市というのは、往々にしていろいろと摩擦が生じがちではあるけれど、このわが県・福岡県においてはしっかりとタッグを組んでやっていきましょう。それがやはり福岡県全体の大きな力になっていく。やはり私たちは世界と戦っていかなきゃいけない」

人口減少や厳しい財政など多くの課題を抱える北九州市。
北橋市政を「失われた16年」と批判してきた武内新市長が、これからどのような街を作るのか、その手腕が注目されます。

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