手軽に装着できる布製チェーン 停車するまでの距離、非金属チェーンより短い結果に (24/01/23
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 Published On Jan 23, 2024

急な雪の日に手軽に装着できる布製のチェーン。スタッドレスタイヤや非金属のチェーンなどと比べ、どんな違いがあるのでしょうか?ロードサービスを行うJAFに聞いてみました。


 「非常に簡易的なものになりますけど、最近は布製のタイヤチェーンも普及してきていて、万が一の時にはしっかり役に立つ」(JAF広報担当 武藤敏行さん)

 JAFは雪道でブレーキをかけてから停車するまでの距離を測る実験を行いました。

 止まるまでの距離を布製チェーンは、スタッドレスタイヤより長く、非金属のチェーンより短いという結果になりました。

 また、布製のチェーンは取り付けが簡単なのも特徴です。

金属や樹脂製のチェーンと比べて取り付け速度はどれほど違うのか

 「FF車両の前輪駆動は前輪の両サイドにつけるようになります。ほとんどが袋状になっておりますのでこの袋をかぶせるイメージの取り付けになりますね」(JAF広報担当 武藤敏行さん)
 
 まず、タイヤの上半分に布製のチェーンを被せます。次に車を動かしタイヤを半回転させ、残りの部分も被せれば装着完了です。

 金属や樹脂製のチェーンを取り付けるには通常、15分から30分ほどかかるといいますが――

 実際に布製のチェーンの装着時間を計ってみました。

 「はい!できました!」(JAF広報担当 武藤敏行さん)「1分45秒です」(記者)

雪に備え、点検が必要なパーツも

 「非常に簡単に取り付けることができますね。やはり雪が降りだしてから取り付けることになりますので、この布製のタイヤチェーンは、被せるだけになりますので雪の中でも作業がしやすいんじゃないかなと」(JAF広報担当 武藤敏行さん)

 ただ、布製のチェーンは雪の無い道路を走ると、痛みやすくなるので注意が必要だそうです。

 さらに、雪に備え、点検が必要なパーツがあるといいます。

 「ワイパーブレードの拭き取りが悪いと、ふき残した水分が凍り始めて視界がどんどん少なくなってしまったりと、非常に怖い思いをすることになりますので、雪の予報の中では、特にワイパーブレードの点検をしておいていただきたいと思います」
 
 ワイパーのゴムの部分を点検し、ふき取りが悪い場合は交換しましょう。
 

「まずはゆっくりな速度で走行を」

Q.雪道を走るとき、運転にはどんな注意が必要なのでしょうか?

 「急がつく動作ですね、急ハンドル急ブレーキそういったものはスリップを誘発しますので、滑りやすい路面は突然目の前に現れることもありますので、いつ何があっても対応できるように、まずはゆっくりな速度で走行していただきたいと思います。」

(1月23日 15:40~放送 メ~テレ『ドデスカ!+』より)

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