石破茂首相、萩生田光一氏ら清和会幹部ら非公認  それでも石破自民党が勝てないこれだけの理由
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 Published On Oct 6, 2024

石破茂首相(自民党総裁)は6日、派閥の不記載事件に関し、4月に党処分を受けた一部議員を衆院選(15日公示、27日投開票)で非公認とすると表明しました。時事通信など各社が報じました。旧安倍派(清和会)の萩生田光一・元政調会長ら少なくとも6人が対象となる見通しです。政治資金収支報告書に不記載があった全議員に小選挙区と比例代表の重複立候補を認めない考えも明らかにしました。
 首相は党本部で森山裕・幹事長や小泉進次郎・選対委員長と会談し、こうした方針を確認。記者団に「相当程度、非公認が生じるが、国民の信頼を得る観点から責任をもって最終的に判断していく」と話しました。自身と森山氏ら党四役は重複立候補を認めない考えも明らかにしました。
 党執行部は当初、各都道府県連からの申請を踏まえ、「不記載議員」を原則公認する考えを示していましたが、世論の反発を考慮して方針を転換しました。
 非公認は4月の党処分を考慮し、「党員資格停止」処分を受けた旧安倍派幹部の下村博文・元政調会長、西村康稔・元経済産業相、高木毅・国対委員長らが対象になります。
 「党員資格停止」の処分が継続し、衆院政治倫理審査会でも弁明していない萩生田氏、旧安倍派の三ツ林裕巳氏、旧二階派の平沢勝栄・元復興相も非公認となる方針です。
 説明責任が十分果たされず、地元の理解が進んでいない場合も公認しないということです。役職停止6カ月の処分を受けた衛藤征士郎・元衆院副議長はじめ、戒告処分を受けた議員を対象にしており、今後も地元の意向も踏まえて判断するということです。
 自民党は4月、旧安倍派、旧二階派ので不記載があった85人のうち、金額が計500万円以上の39人を処分しました。
 さて、これで石破自民党は衆院選に民意を得て、勝てるでしょうか? 僕はそうは思いません。ひとつは、この措置をとったからといって、野党が黙っているはずがなく、ここを攻撃された場合は、野党の方が有利であること。また逆に岩盤保守は、党内で高市氏支持と反高市氏支持の議員を色分けしており、高市氏に票を入れずに岸田、菅、森山氏といった長老が裏で操る石破氏を快くなく思っている層がかなりいると思料されるからです。いずれにせよ、石破内閣は前門の虎、後門の狼。詰んでいることは変わりありません。

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