【抵抗制御】琴電1080形,1300形走行音(元京急初代1000形) / Takamatsu-Kotohira-electric-railroad 1080,1300 sound
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 Published On Sep 11, 2023

Japanese train running sound and view in the car.(KAGAWA/Takamatsu-Kotohira-electric-railroad/Series1080,1300)

高松琴平電気鉄道琴平線用1080形1083F,1085F,1087F,1091F、長尾線用1300形1303F,1307Fの走行シーンです。この車両はいずれも元京急1000形で、抵抗制御車となっています。

・「京浜急行」時代の主役
今では"京急"の呼称で認知されている京浜急行電鉄ですが、古くからの沿線住民は今でも"京浜急行"と呼称することが多いようです。これは2007年に同社の公式通称が「京浜急行」から「京急電鉄」に変更されたことが転機になるのですが、かつての800形などの車体側面には「京浜急行」をイニシャル化した"KHK"の文字が入っていました。そんな「京浜急行」を代表する形式と言えば旧1000形ではないでしょうか。同系は1959年に都営浅草線直通用の3扉汎用形式として登場し、1978年まで356両が投入された昭和〜平成初期の主力形式でした。現代の新1000形がアルミ車・ステンレス車などで分類されるように、旧1000形も登場年次でいくつかのタイプに分けられ、大きくは1968年までに登場し非冷房→分散クーラーで冷房化された車番1242まで(1079-1080除く)の前期型と、1971年以降登場の集中クーラーによる新製冷房車の車番1243以降の後期型で、後期型でも途中で主電動機出力の向上など変更点が見られます。編成は2,4,6,8両を組み合わせて運用され、昭和末期には2+2の4両本線普通運用、ラッシュ時の12両の組成パターンには1000形6連+2連+700形4連という組合せもありました。

・昭和の"京浜急行"に出会える令和のことでん
そんな旧1000形の最初の廃車は1988年から始まり、この最初の引退グループから琴電が同社の冷房化推進する目的で1991年までに2連6本を導入したのが1080形です。種車となる旧1000形はいずれも1959〜1960年製の最初期型で、全て琴平線に配属され2023年時点で1089Fを除く5本が現役です。クーラーは分散型で、運転台には都営浅草線直通用のスイッチラベルがそのまま残っているものもあります。
一方1300形の導入は1080形導入から19年後の2007年のことで、長尾線の建築限界拡大で18m車を導入する目的から2011年にかけて2連4本が入線しました。この頃は本家京急でも旧1000形置換えが最終段階にあり、1080形とは逆に後期型で1974〜1978年製の新しいグループが転用されました。こちらはクーラーは集中型となっています。1080形は琴平線用、1300形は長尾線用で運用線区は異なるものの、長尾線車両が仏生山工場で日常的に検査を受ける為1300形が琴平線を走行する光景や、1080形が長尾線を代走するケースもあり、元京急700形の1200形とともにかつての昭和の「京浜急行」車両の共演が現代のことでんで展開されています。

67.高松琴平電気鉄道 / Takamatsu-Kotohira-electric-railroad
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