鹿児島市の九州自動車道で幼児が死亡する事故発生 JAFに聞く『チャイルドシート・ジュニアシートの取り付け方や注意点』とは
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 Published On Mar 20, 2023

18日午後、鹿児島市の九州自動車道で軽自動車が横転した事故では、助手席でジュニアシートに座っていたとみられる3歳の男の子が死亡しました。ジュニアシートやチャイルドシートに子供を座らせる際、何に注意すべきか、取材しました。

18日午後4時ごろ、鹿児島市の九州自動車道で軽自動車が中央分離帯などに衝突して横転し、助手席でジュニアシートに座っていたとみられる3歳の男の子が全身に傷を負い、死亡しました。

事故の詳しい状況について、現在捜査が進められています。

ジュニアシートやチャイルドシートの取り付けや、子供を座らせる際の注意点をJAFに聞きました。

JAF鹿児島支部・原山大器さん
「シートに固定する際、シートベルトに緩みがあるとチャイルドシートがガタつくので、シートにしっかりつける。(たすき掛け部分が)緩んでいるシートベルト(のたるみを)伸ばすだけで変わってくる(きちんと背もたれに密着する)」

「ジュニアシートの場合、シートベルトが首にかかっていないこと。おなかではなく、腰の位置で固定されているかどうかがポイント」

チャイルドシート、ジュニアシートは6歳未満の子どもに着用義務があります。しかし、JAFによりますと、6歳になっても身長が140cmに達するまでは使用を推奨しているということです。

また、シートを置くのは、後部座席を勧めています。

JAF鹿児島支部・原山大器さん
「後部座席、できれば左側につけることをJAFでは推奨しています。右側だと車道になるので、子供を乗り降りさせている時に、危ない。助手席につけていても違反ではないが、エアバッグが開いた時、子どもが挟まってしまい、けがをする可能性がある」

JAFによると、2022年の全国のチャイルドシートの使用率は74.5%ですが、鹿児島県内では63.4%と全国平均よりも低くなっています。

JAFは、これからも子どもの安全を守りながら運転をしてほしいと呼びかけています。

JAF鹿児島支部・原山大器さん
「これから春休みになる。小さい子どもがいる家庭では、家族で車で移動する機会が増えると思う。その時はぜひ、チャイルドシート、ジュニアシートを正しく利用し、安全に楽しく車に乗ってほしい」


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