練馬駅徒歩数分に位置する東神社(とうじんじゃ)。
扶桑教東富士教会が管理する、天照大神と八大龍神を祀る神社です。

扶桑教は教派神道に属しており、教派神道とは、神社神道と区別された総計１４の神道系教団の総称。東神社は、扶桑教の神社だそうです。

神社神道が日本各地の様々な神社・慣習的信仰の集合体であり、明治時代以降、伊勢神宮を中心としていくのに対して（この辺り、複雑なので割愛）、教派神道は、江戸時代前まで遡る出雲大社・富士山・御嶽山などの講組織や、江戸時代の根源的・包括的信仰を模索する国学・復古神道の系譜に影響を受けた大教院の理念を引き継いでおり、綜合的な性格が強いため、中心的機関・教団である神道事務局(神道大教)をはじめとして、御祭神には天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)をはじめ、全ての神祇を祭るという姿勢の教団が多い。（この辺りも、複雑なので割愛）

八大龍神は八大竜王とも呼ばれ、法華経に登場する、天龍八部衆に属する竜族の八王。十大弟子と共に釈迦如来の眷属を務める。
古くは古代インドの神『ナーガ』に由来し半人半蛇の姿であったが、中国から日本の文化を経る間に仏教に帰依し、現在では龍の姿として定着した。
一方、雨乞いの神様として、日本では各地に龍を祀る神社や祠が存在する。
特に宮崎県にある八大龍王水神社は、信仰のみならず勝負事や商売の神様としても有名で、参道に並ぶ献灯には有名スポーツ関係者の名も見受けられる。過去には、プロ野球史上唯一の9連覇を達成した読売巨人軍監督の故・川上哲治氏が参拝していたのでも有名。

と、今回も、シルクロードを渡る、仏教伝来の悠久の歴史に思いを馳せつつ、俗的には金運アップと勝負事にもご利益があると言われている、こちらの神社をご紹介いたします。

つらつら並べておりますが、個人的には、感謝のきっかけだと思うんですよね