都々逸編 Part 3について
名言予備校の古典都々逸シリーズは、これで完結です。前回のパートⅡで「これでほとんどです」との説明でお届けしましたが、古典都々逸シリーズが好評を得ているので、事情により（＊）掲載していなかったものと、私の他のノート等も探り、見つけ出したものを加えた15選を紹介します。

＊事情について
事情というのは（詠み人知らずの）作者には大変失礼なのですが、次のようなことです。
①
名言予備校で紹介している古典都々逸は、30年前も昔に都々逸に魅了されて、図書館に行き「都々逸」と名の付く本をすべて借りて、読みあさり、その中で「これは！」と思ったものをノートに書き記していた50の古典都々逸を2回にわけて紹介しました。もちろん、いいなと思ったものをノートに記していますから、そもそも厳選しているのですが、それを更に（個人的に）好きな、あるいは、特に印象に残ったものを良いもの順に紹介したわけです。そのため、そのランキングから漏れたものと言ったら（ほとんどが詠み人知らずの）作者には大変失礼なのですが、残りのものを紹介します。

②若干わかりずらいものは掲載を避けていましたが、今回は前述したように残ったものなので、そのようなものも含まれております。最小限の補足解説をつけています。

③なお、思うに、やはり、パートⅠやⅡには、瞬時に心を突き刺す古典都々逸が多く含まれていると思いますので、以下にリンクを貼っておきます。ぜひ視聴してみてください。
■名言の中の名言は「都々逸（どどいつ）」にあり！ 古典都々逸シリーズ PART 1
   • 名言の中の名言は「都々逸（どどいつ）」にあり！ 見事に人の心情の本質を突き...  
■名言の中の名言は「都々逸（どどいつ）」にあり！ 古典都々逸シリーズ PART 2
   • 第2弾 名言の中の名言は「都々逸（どどいつ）」にあり！ 見事に人の心情の本...  

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都々逸とは・・・
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都々逸とは、原則26文字を、７・７・７・５のリズムで表現したものです。和歌や俳句に比べると都々逸とは、あまり知られていないと思いますが、都々逸もまた、日本の素晴らしい文化です。この都々逸の中には、何とも言えない真理や本質を突き刺し、正鵠を射るものがいくつも存在します。それは、特に古典都々逸に多いです。これだけ鋭いことを、しかも言葉のリズムで表現し、更には、詠み人知らずなのに、時代を超えて今も生き生きとしている…最強の名言は、都々逸にあると思っています。

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