Published On May 16, 2021
鑢(やすり)でうつわを磨く。
磨くほどに刻まれる土の表情。
古道具から着想を得た風合いを目指して、黙々と手を動かす。
窯の火をくぐり抜けたうつわが、やがて独特の質感を放つ。
ただ、磨きすぎても魅力をそこなうのだ。
どこで手を止めるのか。見極める「力」が試される。
それは彼自身が研鑽を怠らず、年月をかけて磨きあげてきた「技」なのだ。
_____________________________
大澤哲哉の卓越した造形力。
常滑の土の限界を引き出した彼の造形には「美しさ」が備わっている。
使って完成していくことを考えた彼のうつわたちは「育てる楽しさ」を教えてくれる。
2021年5月。満を持して、油亀では初の個展「磨く」を開催。
プレート、ポット、ドリッパー、マグカップ、フラワーポットをはじめ、800点を超える渾身作を披露する。
本展にあわせ限定製作するダストボックス、ティッシュケースなどの新しいプロダクトシリーズも見逃せない。
_____________________________
■大澤哲哉さんの作品はこちら
特設サイトはこちら
↓ ↓ ↓
https://aburakame.ocnk.net/product-gr...
_____________________________
■大澤哲哉 プロフィール
大澤哲哉 / Tetsuya Ozawa
愛知県常滑市在住
1984 岐阜県多治見市生まれ
2008 名古屋芸術大学美術学部造形科卒業
吉川正道氏に師事
2021 アートスペース油亀企画展 大澤哲哉のうつわ展「磨く」個展開催
愛知県常滑市にて活動中
_____________________________
■お問い合わせ
アートスペース油亀
https://www.aburakame.com