例年とは異なり、山下町公園内へは入場制限を設け、
警察の協力を得て、厳格な警備の上に実施された、
2021年カウントダウン時の中国獅子舞の様子。

約1年前の2020年春節以降、
新型コロナウイルス感染防止対策として、
予定されていた多くの演舞を中止せざるを得なかった、
横浜中華街学校校友会国術団の中国獅子舞。

緊急事態宣言解除後の昨年6月、
疫病退散の願いを込めた中国獅子舞演舞の際には、
同時開催した神戸の中華街の同志に多くの非難が寄せられ、
演舞することへの否定を目の当たりにした。
彼らは、落胆すると共に、
中国獅子舞の演舞の意義を改めて考えさせられた。
その後、関帝誕のパレードや国慶節時の採青など、
中国獅子舞が必須と思われていた行事の際にも、
中止せざるを得なかった。

寒さを感じ始める頃、
当然の如く行われなかった練習が再開。

長きにわたり随時、
世代交代を重ねてきた横浜中華街学校校友会国術団。
今回も、メンバーの新たな組み合わせがあるにも関わらず、
難易度の高い「櫓 [やぐら]」を使用した演舞を披露。

紅白歌合戦の後、多くの人々が観るであろう「ゆく年くる年」
の生中継カメラも据えられている中、集中力の賜物であろう
気合いの入ったハツラツとした演舞を披露した、
2021年カウントダウン時の中国獅子舞の様子。



2021年1月1日（金）
横浜中華街内【山下町公園】
iPhone7 にて撮影

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