良く分からない長い編成の入れ替え!そのまま出発出来るはずなのに中線から最後のお別れ
キツネキタ キツネキタ
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 Published On Mar 28, 2023

今回訪れたのは長野県長野市、篠ノ井駅東口です。混雑していたので反対側の西口駅前と行ってみると恐竜口公園が位置、篠ノ井駅には約4ヶ月ぶりに訪れる事になります。見てきた列車は愛知機関区に所属するEF64形となります。毎年大晦日に稲沢から南松本までタキを牽いてきたEF64形重連は年末年始の特殊な運用となり、
翌年の1月3日に折り返し空のタキを稲沢に牽引してきます。EF64形重連はその間一旦篠ノ井駅に隣接する塩尻機関区篠ノ井派出で簡単な検査を受けたり待機、南松本から篠ノ井間の回送列車が1月1日の元旦に、篠ノ井から南松本間の返却列車が1月3日に運行されます。2列車分の機関車をまとめて回送することからEF64形重連をまとめて4重連とするのが特徴です。しかし、中央西線貨物列車牽引機であるEF64形は近年
高崎機関区所属EH200形に置き換わりが進み2023年の三が日に見に訪れたものの運用が変わり2列車分の4重連ではなく1列車分の重連となりました。正面に貨物列車が停車していますが、今回注目するはの別の車両となります。しなの鉄道が開業当初から活躍してきた国鉄型電車115系、近年新型SR-1系に置き換わりだいぶ数を減らしてきてるので見ていく事にします。しなの鉄道の歴史を簡単に振り返っていくと1997年に長野新幹線が開業した事により信越本線の軽井沢から篠ノ井間65.1kmを経営分離して第三セクターしなの鉄道線としました。整備新幹線開業に伴いJRの経営を離れる在来線を引き継いだ初の鉄道会社となっています。2015年になると長野から金沢間延伸開業に伴い長野新幹線が北陸新幹線と統一されましたが、信越本線の長野から妙高高原間の37.3キロをしなの鉄道北しなの線として経営分離してます。篠ノ井駅で車両を見るのであれば車両基地がある屋代や戸倉に行った方が見れるかと思いますので篠ノ井から屋代を目指す事にします。しなの鉄道に乗車する事約10分で屋代に到着、千曲市の代表駅で中心市街地に位置します。小諸や軽井沢または長野まで結ぶ列車が発着し、かつて特急あさま号の一部も停車してました。車両基地があり多数の留置線を有する運行拠点となっています。早速見る事が出来る115系は1997年のしなの鉄道開業時にJR東日本から譲渡、全車ともJR東日本からの車体番号は変更なく、いずれの車両も1000番台が配置されています。開業時に3両11編成が譲渡されている他、急行型の169系も譲渡されています。しかし、2013年のダイヤ改定で定期運行を終了して同年に全て廃車解体され形式消滅しています。しなの鉄道の115系は様々なカラーがありますが、説明すると長くなるので今回は省略します。2013年に169系の代替で導入された2両7編成14両が追加譲渡され、2015年になると北しなの線開業に合わせ3両5編成15両が更に追加譲渡されています。しばらくすると高崎機関区所属EH200形6号機がタンク車タキを牽引して目の前を通過、坂城駅周辺にENEOS北信油槽所があるので篠ノ井〜西上田間第二種鉄道事業者としてJR貨物が管轄し貨物列車の運行があるようです。115系の話に戻りまして一部の未更新車が廃車となったものの車齢が約40年に達する115系の置き換えやライナー列車の再有料化による収益の向上を目的に新型SR-1系が2020年より導入開始されました。2020年に導入された100番台に加えて2021年に導入された200番台および300番台が存在してそれぞれで車内の構造が大きく異なっています。塗装以外の外観はほとんどE129系と同じで2027年までに46両投入されると発表、100番台がライナー向けとなりロイヤルブルーベース、200.300番台がセミクロスシートとなっていて外装はしなの鉄道のシンボルカラーでもある赤となります。200番台と300番台は変わらないように見えますが、300番台は霜取りパンタグラフが省略されています。そして115系で見られた3両編成はなくすべて2両編となります。すべての車両が総合車両製作所で新造、現在の製造傾向として100番台は新津事業所、200番台が横浜事業所、300番台が両事業所で新製されています。2023年1月13日に総合車両製作所新津事業所で新造されたSR1系S304.S305.S306編成6両が新津から屋代までJR貨物により甲種輸送されています。新津事業所でSR1系が製造されるのは2020年に導入されたライナー用のS101.S102.S103編成以来となり一般車両では初めてとなりました。そして今回のダイヤ改正から運用に入ったと聞いてます。通常しなの鉄道線や北しなの線の115系は
単独3両もしくは2両編成または両方連結した
5両編成や6両編成での運用となります。目の前の留置線には3両と2両の編成が連結され、この後、更に2両連結され7両編成に組まれるので普段見れない光景となります。編成は3両のS12編成と2両のS21編成が連結され5両、更に2両のS24編成を連結して長大7両になります。周辺にカメラを持った方がいたので話を聞いてみると自走にて長野総合車両センターに廃車回送となるようです。S24編成の車内を見ると廃車回送前に部品取りが行われているようです。終わると5両に連結する事となります。結果的に2013年に譲渡された169系置換え用の2両編成はこれにて完全に消滅となるようです。しばらくするとS24編成の前照灯が点灯して準備が出来たようです。完了すると普段見る事が出来ない7両編成となりました。初めて見るので流れが良くわかりませんでしたが、この後、長野を目指しますので入れ替え作業を行わなければなりません。軽井沢方面に一旦向かい進行方向を変えて中線である2番線に入ると聞いていたので改札を出て周辺の踏切から見る事にしました。しかし、しばらく待っても動きはなく前照灯も点灯していません。様子を見ていると長野方面に一旦向かい進行方向を変えて中線である2番線に入線するようです。反対側の踏切に行ってみたもののよく見えません、車両にまだ動きはないので駅ホームに戻る事にします。再度駅ホームから様子を見ると長野方面に向けて前照灯が点灯、入れ替え作業を開始します。そのまま長野方面に向かえそうにも見えましたが、時間調整をするのか2番線に入線して停車、その後、進行方向変えて出発する流れとなるようです。長野方面に先頭から3両のS12編成は1978年日本車輌製造豊川製作所で新造、松本や長野に配置され2015年からしなの鉄道配置、続いて2両のS21編成は1978年川崎重工業兵庫工場で新造され松本や長野に配置され2013年からしなの鉄道配置、最後尾の2両S24編成は1977年川崎重工業兵庫工場で新造され松本や長野に配置され2013年からしなの鉄道配置となっています。しばらくすると出発していきました、追い掛ける事はしませんでしたが、長野総合車両センターに到着後、北側に留置されていたようです。
#115系 #しなの鉄道 #廃車回送 #国鉄型
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