鯱とは佐賀県唐津市にある唐津神社の秋祭り『唐津くんち』の曳山で、明治９年（１８７６年）に水主町より奉納された曳山です。
現在のこの鯱は昭和３年に作り直された２代目の鯱となります。
奉納された曳山は全部で１５台あり、うち１台は明治中期に消失しており、鯱は１３番目に奉納された曳山となっています。

この映像は３２年ぶりに総修復を済ませた鯱が完成奉告をするべく作業場だった西の門館から唐津神社へと移動、帰還するまでの様子を撮影したものです。
本来だったら賑々しくお披露目があるところですが、今年度は新型コロナウイルスの影響でお披露目は延期となり開催の予定も未定のままです。

撮影日：令和２年１０月１８日