手結港可動橋
佐竹敦 佐竹敦
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 Published On Jun 2, 2018

高知県香南市夜須町を車で走っていると『突然』行く手を遮るように『ほぼ垂直』に道路がそびえ立っていて、もうこれ以上は進むことができないというとても不思議な景観が目に飛び込んでくる。

その様子はまるで地面に道路が突き刺さっているかのようであり、あまりにも突拍子もない風景に思わず吹き出してしまったほどである。

さて、この摩訶不思議なものの正体は手結港という港の入口に架けられている『可動橋』である。

実はこの橋の桁下(海面から橋の下辺部分の高さ)はわずかに2mしかないため、橋が架かっている状態だと港に船が出入りすることができないため、このように可動する橋が架けられているとのことである。

尚、この手結港可動橋(正式には高知県手結港臨港道路可動橋)は平成14年9月に完成したもので、橋の長さは32、8m。

橋が稼働する前には踏切のような警報音が鳴り響き、遮断機が下りたあとで、ゆっくりと約6分かけて開閉する。

その角度は最大で約70度も跳ね上がる。橋は30m以上もあるので、近くで見ると思いのほかに大きくて、その姿はまさにそびえ立っているという感じで度肝を抜かれるような迫力がある。


参考URL
http://syakeassi.xsrv.jp/2433

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