あらすじ
平安の時代、陰陽師安倍晴明は帝の勅令を受け、長く危険な船旅の末、大陸に渡り雍州荊山(ようしゅうけいざん)に住み、陰陽の道を極める伯道上人に師事しました。
長きにわたる修行の後、ついに陰陽道の奥義書「文殊裏書陰陽内伝集(もんじゅうらがきいんようのないでんしゅう)」を授かり、無事日本に持ち帰った晴明は、大切なものだからと石箱に収めることにします。
さて、晴明が大陸に渡る前のこと、播磨国の道摩法師として都の人々に知られていた蘆屋道満(あしやどうまん)は、帝の御前で晴明と術比べをしましたが敗れてしまいます。
術比べの約束で、勝利した晴明の弟子にさせられ、晴明が留守の間、館を守っていました。
いつか必ず貶められた恨みを晴らそうと常々目論んでいた道満ですが、晴明が伯道上人の元から奥義書を持ち帰ったと知り、謀略を駆使して、まんまと奥義書を写し取り、晴明に再び術比べを挑むことにしました。
よもや奥義書が写し取られたと知らない晴明と激しく争った末、ついに道満が勝ち、晴明の命を奪ってしまいます。
その頃、荊山の伯道上人は、晴明が命を落としたことを察知し、日本へと急ぎます。
そして、すでに葬られていた晴明の亡き骸を探し出し、「生活続命法(しょうかつぞくみょうのほう)」の術により晴明の命を蘇らせます。
蘇った晴明は、伯道上人の加護を受け、再び道満と対決し、見事勝利するのでした。

※都合により一部分カットしています。

撮影機材
sony α6500(ジンバル)+SELP18105G+ECM-XYST1M、ss1/50、f4、isoAUTO