Published On Jun 18, 2011
アルフィーの中でも上位に入るスピーディなHRナンバー。
1991年3月。
横浜アリーナで開催された「AMERICAN MUSIC AWARDS」で、ライブの質の良さが高く評価され、アルフィーは日本代表として出場した。
この「AMERICAN MUSIC AWARDS」はアメリカで数ある音楽賞の中でも、一般審査員の直接投票も含む審査により受賞者を決定するシステムとなっており、信頼度がかなり高い賞であると言われている。
横浜アリーナでは、その受賞者とノミネートされたアーティストによるジョイントライブイベントが開催され、ホイットニー・ヒューストンやシンディ・ローパー、ボビー・ブラウンなどとともに、アルフィーもそのステージに上がり、演奏したナンバーの1つが、この「Countdown1999」であった。
この曲はアルバム「Arcadia」に収録されているが、他にも「ビデオシングル」と題し、「Arcadia」のカップリング曲として発売された。
(通常のシングルとしてはナンバリングされていない)
そのビデオでアルフィーは、3ピース・ビジュアル系HMバンド(坂崎氏がドラムを担当するスタイル)に扮し、非常にインパクトが強い演奏を見せている。
なお、このスタイルは1983年に行われた「日本武道館ライブ」の記念として来場者へ配布された「ジェネレーション・ダイナマイト」のPVでも見ることができる。
それにしても、この曲。
スピードもさることながら、アルフィーが標準装備する「3声コーラス」もいかんなく発揮され、他ではなかなかマネができないナンバーである。
更に、ライブでもその「コーラスワーク」が忠実に再現されているところが凄い。