八木節 (白井権八) 堀込源太
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 Published On Feb 13, 2017

俚謡 八木節 白井権八
実演 堀込源太・外囃子連中
(上) R35 (mat 10257BF)
(下) R35 (mat 10258BF)

録音 1936(昭和11)年
発売 1954(昭和29)年

昭和11年頃の録音で、同年ポリドールにより新譜発売されたものです。戦後にレコード番号7619と想出盤R35の二回も再発売されたことから、長年需要があったことが伺えます。
この外題「白井権八」の歌詞は瞽女の口説の平井権八とほぼ同じですが、地元群馬や栃木周辺では現在でも歌われているのでしょうか。

以下歌詞(聞き取り)
※□は不明箇所

(上)
ここにすぎにしこの物語
国は遠州その名も高き
武家の家老に一人の倅
平井権八直則こそは
犬の喧嘩が遺恨となりて
同じ家中の本庄氏を
討って立ち退き東を指して

下る道にて桑名の渡
僅かばかりの船賃故に
数多船頭に取り囲まれて
すでに危うきその折からに
これを見兼ねて一人の旅人
平井助けて我が家に連れる
これは名に負う東海道に

その名熊鷹山賊なれば
それと権八夢さら知らず
その家内には美人がござる
名をば亀菊蕾なら蕾
れば見るほどおとなしやかで
その夜権八居間へと来たり
もし若さん侍さんよ

(下)
この家主人は盗賊なるよ
知って泊まるか知らずであるか
今宵命が危うござる
わしも三河の富豪の娘
去年暮れからこの家に捕られ
永の月日を涙で暮らす
故郷恋しやさぞ両親が

案じしゃんすであろうと思う 
お前見かけて頼がござる 
どうぞ情けじゃ後生じゃ程に
わしを連れ立ちこの家を逃げて 
故郷三河へ送ってたべと
口説き立てられ権八こそは 
さすが由ある侍なれば

その訳柄残らず聞いて
さらばこの家の主人を始め
手下盗賊皆切り殺し
お前故郷へ御連れ申す
二人密かに約束固め
□□□□□□どうなりますか
またの御縁で読上げまするがオーイサネー

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