Published On Oct 3, 2024
神戸市北区の路上で2010年、堤将太さん(当時16歳・高校2年)が殺害された事件は10月4日、発生から14年を迎えた。
将太さんの父親・敏(さとし)さんは、「あれから14年、心の底にあるものはひとつ。『なぜ、将太は殺されなくてはならなかったのか』」と話す。
犯罪被害者と遺族を取り巻く環境は厳しい。特に精神的苦痛が襲い掛かり、苦しめる。
毎年、命日は家族だけで迎える。しかしこの日、将太さんを偲ぶ友人、長日く携わった捜査員らのメッセージを聞くたび、敏さんは「将太はある意味、幸せ者かも知れない」と感じるようになった……。
出演 堤敏(さとし)さん(事件で被害者となった将太さんの父)
■担当者:古田彰満(ふるた・あきみつ)ラジオ関西記者兼アナウンサー
1995年、阪神・淡路大震災直後にラジオ関西入社。事件・事故・社会問題を中心に取材。JR福知山線脱線事故や、ウクライナからの避難者の今、犯罪被害者・遺族の声、大阪・関西万博などを“深堀り”取材している。
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