今回はTIG溶接機における「プリフロー」と「アフターフロー」についての動画です。

以前コメントで質問があった今回のテーマ。
基本的なことのおさらいになる方もいらっしゃいますが、プリフローとアフターフローの役割や溶接結果の比較、設定時間の目安など、荒木が詳しく解説していきます！

動画内で出てくる説明ーーーーーーーーーーーーーーー

【プリフローとアフターフローが原因で生じる事象例（0:59）】
・ガスは出るが溶接できない(プリ―フロー時間確認)
・溶接できない(プリ―フロー時間確認)
・材料が酸化する(プリ―フロー時間とアフターフロー確認)
・アークスタートが悪い(プリ―フロー時間とアフターフロー確認)
・タングステン消耗する(プリ―フロー時間とアフターフロー時間が短い確認)
・トーチ先端部が黒くなる(プリ―フロー時間とアフターフロー時間が短い確認)
・トーチボディが焼ける(プリ―フロー時間とアフターフロー時間が短い確認)
・トーチ部品の消耗が早い(プリ―フロー時間とアフターフロー時間が短い確認)
・アースケーブル接続部が接続不良、錆びている


【電流アンペアでのアルゴンガス流量とアフターフロー時間の目安（7:30）】
100A　(アルゴンガス)必要流量(L/分)以下約6～７　アフターフロー時間　約５～10秒
100A～300A(アルゴンガス)必要流量(L/分)約8～15　アフターフロー時間　約10～20秒
300A～500A(アルゴンガス)必要流量(L/分)約15～20　アフターフロー時間　約20～30秒

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