「鹿嶋パラダイス」訪問記 自然栽培のおいしさの決め手は品種?育て方?
COCO ORGANIC むっちゃんねる COCO ORGANIC むっちゃんねる
474 subscribers
448 views
16

 Published On Jun 8, 2024

今回は、茨城県鹿嶋市で無肥料無農薬自然栽培をされている農業集団の鹿嶋パラダイスにおじゃまして、代表の唐澤秀さんにお話を聞いてきました!

唐澤さんは、ここ10数年、日本のオーガニック市場が増えていない現状に危機感を感じられ、世界のオーガニック市場の消費額80%をシェアするヨーローパの現場を見たいと、先日ドイツで開催されたBIOFACH(世界最大のオーガニック見本市)にも出展されています。(youtube COCO ORGANICむっちゃんねる#2参照)

いま日本では、オーガニック市場がまだまだ少なく大きくなっていかないため、オーガニックで新規就農し農業を続ける方が少ないのが現状だそうです。その理由はどこにあるのでしょうか。

自然栽培は「大豆で肥料をやり、麦で耕す」という言葉があるように、麦や大豆を育てることで自然栽培の畑となり地力を上げていこうと農家の方は挑みます。しかし現実は、種まきの後の、収穫、乾燥、保管といった一連の作業には設備投資としてかなりの額がかかるにもかかわらず、自給率は麦では10%、大豆では7-8%という厳しいものだとうかがいました。

日本の先祖の方が残してくれた在来種は、今ではほとんど作られておりません。

例えば、大豆の場合。農業共済に加入された場合には、食料安全保障用の大豆を育種されています。もし、在来種を作る場合には、農業共済の保険には加入できません。それでも、唐澤さんが在来種にこだわられる理由は、やはり美味しさ。美味しさに影響あるのは、品種が7割、育て方が3割。まずは、美味しい遺伝子を持った品種を選択することから始まるそうです。

最後に、オーガニック農家さんたちが続けることができれば、地球も良くなってくる。そして子孫や、後世の人々のために、そういった地球を残せる。そのためには、小さい頃から食育で伝えていくことが、たとえ、20年、30年という期間がかかっても、実は一番確実で早い。と言われた唐澤さんの言葉が印象的でした。

これからの世代をなんとかしなければいけない。自分ごととして考えていく人が増えていくといいなと、考えさせられる訪問となりました。


**************************************************************************
「むっちゃんねる」では、オーガニックライフに関わる情報を、現場の声としてお伝えしてまいります。
生産者の方、オーガニックの情報などがあればコメント欄へ。
どうぞ、よろしくお願いします。

#むっちゃんねる #cocoorganic #cocoorganicむっちゃんねる #ココオーガニック #coco_mutchannel #bio #organic #organicfood #organiclife #supermarket #healthyfood #オーガニックスーパー #スーパークランデール #食 #鹿嶋パラダイス #paradise_beer_factory #自然栽培 #無肥料 #無農薬

【プロフィール】
川田むつみ
オーガニックスーパークランデール取締役/ドイツIOB認定オーガニック専門家/KoKeBeeエコラップアドバイザー/NADOアロマアドバイザー

【外部リンク先】
鹿嶋パラダイス http://paradisebeer.jp/

【公式サイト】
ココシーズンズ オンラインショップ https://coco-seasons.jp/
オーガニックスーパー クランデール https://courantdair.jp/
オーガニックスーパー クランデール https://www.instagram.com/organic_sup...
ココシーズンズ https://www.instagram.com/coco.season...


★チャンネル登録もよろしくお願いします!
COCO ORGANIC むっちゃんねる
@coco_mutchannel

show more

Share/Embed