小網代の森 アカテガニ放仔(ほうし)観察
公財かながわトラストみどり財団 公財かながわトラストみどり財団
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 Published On Sep 9, 2020

小網代の森といえばアカテガニ。カニ種類の多くは海辺や川辺にいますが、アカテガニは珍しく森の中で生息しています。そして夏の大潮の晩、満潮になり水面が上がったところで、お腹に幼生(ゾエア)を抱えた母ガニが海岸に押し寄せます。子どもの幼生を海に放つことから、放仔(ほうし)といいます。子どもは海で1ヶ月ほどすごし、小ガニとなって浜に上がり、森で暮らすようになります。アカテガニは小網代の森のように森と海が一体となった自然環境が必要なのです。

 アカテガニの放仔観察はまさに小網代の森の貴重な自然環境を知っていただける重要な機会です。これからも引き続き小網代の森のアカテガニの観察を続けていきたいと思います。
 
 かながわトラストみどり財団では、小網代の森緑地の良好な自然環境を次の世代に引き継いでいくために様々な取り組みと会費や寄付などの協力をお願いしています。

「小網代の森について」
https://ktm.or.jp/national/trust/koaj...

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