マダニ感染症相次ぐ 最悪の場合「死に至る」 過去10年で最多のペース 大分
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 Published On Jul 19, 2023

全国でマダニに咬まれて感染症を引き起こすケースが相次いでいます。過去には重症化し死亡に至った事例も発生しています。黒い点を中心に赤く腫れあがった皮膚。実はこれ、「マダニ」に咬まれた痕です。(大分県感染症対策課・池辺淑子課長)「他の動物が持っている病原体やウイルスがマダニを介して人間の体に入り込んでしまう。重篤になると命に関わる」マダニが怖いのは感染症を引き起こす点です。特に重症熱性血小板減少症候群=SFTSは発熱や嘔吐・下痢などの症状が出て、最悪の場合、死に至るケースもあります。大分県によりますと、県内では今年に入ってすでに7人がSFTSに感染。過去少なくとも4人が死亡しています。感染の本格的なシーズンを迎える前に、この10年間で最も多かった2020年と去年を大きく上回るペースとなっています。マダニは野山や草むらに生息し、気温が高くなると動きが活発になるとされています。(県感染症対策課・池辺淑子課長)「山の近くでの作業や長時間滞在する時には、長袖・長ズボンで肌の露出をとにかく避けてもらう」マダニ対策は長袖・長ズボンを基本に、帽子や手袋なども活用して肌の露出を抑えることが重要。また、屋外で活動した後はすぐに入浴し咬まれていないか確認することも有効です。(県感染症対策課・池辺淑子課長)「もしかしたら自分も刺されるかもしれないと念頭に置いて、まずは予防すること。適切な対策をとって野外活動を楽しんでほしい」屋外での活動が増えるこれからの季節。マダニには十分な注意が必要です。

詳細は NEWS DIG でも!↓
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/ob...

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