戦場まんがシリーズ「わが青春のアルカディア」ファントムFハーロックⅡ世と大山 敏郎(原作版・台場元)の物語 松本零士
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 Published On Premiered Feb 22, 2023

松本零士御大追悼

是非松本零士氏の原作漫画を読んでもらいたいです
(キャプテンハーロックではなく「戦場まんがシリーズ」です。
後年「THE COCKPIT」というタイトルで復刻されています)
男のロマンを描かせたら右に出る者無し!
氏は本物のREVI/C12D(光学電影照準器)をコレクションしておられましたので羨ましい限りです

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※この動画は以前UPしていた物を某からの諸事情で非公開にしておりましたが、
氏のご逝去を知り某からのリスクを覚悟で急遽期間限定公開するものです
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※原作版との差異
●アニメ版 大山敏郎 
〇原作版 台場元(容姿は同じ。後年発表の作品キャプテンハーロックの相棒である大山トチローとの整合性の為の改名と思われる)
●アニメ版 ハーロックⅡ世 両眼健常。 
〇原作版 元から右目を失明状態眼帯
●アニメ版 ハーロックⅡ大尉の最後の乗機の垂直尾翼は鍵十字マークのまま。
〇原作版 台場が予備機にハーロック家の海賊騎士の紋章、パーソナルマークを描いたところ(当時世界的に個人的塗装は基本エースパイロットのみに許されていた)、ハーロックⅡ世に尾翼には好きな物を書いて良いと言われ、垂直尾翼に台場元は台場家の家紋を描く。
これによりハーロック一族と台場一族が一機のメッサーシュミットBF109Gで生涯最後の戦いに飛び立つ


~戦場まんがシリーズ第四巻第一話~
『わが青春のアルカディア』(原題・不滅のアルカディア)ビックコミックオリジナル1976年掲載

原作の物語はオーストリア、ウィーンのハイリゲンシュタットの屋敷の外で小雨に濡れながら遠い昔に光を失って、若き日の回想にに耽る一人の老人から始まる(
娘がいて傍らで気に掛け心配している)
「邪魔をするな!もう少しで親友が出てくる所だったのだ!・・・」

そこへ一人の男が現れた。大切に持ってきた物をそっとハーロックⅡへ手渡す
・・ま、まさか!これは?REVI/C12D!?いや間違いない!アウトバーンに不時着した時の傷がここに!お前は・・!! (手触りで確信) 
台場ッ!!      
        ※
~以後諸々の省略はあれど概ねアニメ版本編と同じ~
        ※    
原作にはこのアニメ版の続きまで描かれており、
ハーロックⅡ世はスイス領へ送った台場(大山)と別れて川を戻りドイツ領に戻った所でフランスのレジスタンス集団によって
「殺しはしないがナチの豚に俺達と同じ世界を見る権利は無ぇ!」と健常な左目まで銃床で殴打され失明、全盲となり終戦を迎える
        ※
戦後、約三十年の時が流れ親友の台場元(大山)が亡くなる
        ※
台場元(大山)の遺言でその息子(元にそっくり)がハイリゲンシュタットのハーロック家を訪ね冒頭のシーンに繋がる
父の親友であるハーロックⅡ世の元に彼の眼であったREVI/C12Dを返しに来たことを伝えると
目の見えない老いて余命を悟っていたハーロックⅡ世の両眼帯からボロボロと涙が溢れだし
「親友が俺の目を返しに来てくれた!台場・・去年まで生きていたのか・・会いたかったなぁ・・・台場!俺ももうすぐ行くぞッ!!俺はもう自分が雨で濡れてる事さえもわからないのだ・・」   
ハーロックⅡ世号泣

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