【小諸駅の周辺をぐるっと車で回ってみました】詩情あふれる高原の城下町信州小諸。新幹線のルートから外され駅名も「佐久小諸」にはなりませんでしたが聖地巡礼のアニメファンも訪れるポップカルチャーの街。
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 Published On Oct 25, 2021

小諸市は、長野県東部に位置し、江戸時代より小諸藩の城下町として栄えました。群馬県とも一部接しており、北関東と信濃国とを結ぶ北国街道の商都としても栄えた歴史があります。城下町と北国街道の宿場町「小諸宿」を受け継ぐ小諸駅周辺が現在でも中心市街地で市役所などがあります。

今回動画を撮るにあたってスタート地点として選んだ小諸駅は、しなの鉄道線と、JR東日本の小海線が乗り入れており、小海線は当駅を終着駅としています。

小諸駅は、長野新幹線(現在は延伸されて北陸新幹線)開業以前は、信越本線と小海線が接続し、特急「あさま」「白山」などの特急全便が停車する主要駅でした。つまり、小諸市は長野県東部の中心都市だったワケです。

ところが北陸新幹線は南隣の佐久市にある佐久平駅経由となり、鉄道駅の主役は、お隣の佐久市にある佐久平駅へ奪われました。

新たに新幹線が通るため、必要なくなった在来線の特急・急行はすべて廃止。信越本線は、第三セクターの「しなの鉄道」に移管され、ローカルな小海線だけがJRとして乗り入れる駅になりました。

こうして小諸駅は「新幹線が停まらない」ために、時代から取り残されてしまいました。

新幹線開通と同時に整備された佐久平駅は近代的な駅舎ですが、一方で小諸駅は、国鉄時代のものが今でも色濃く残る古い駅舎のままです。

さらに、佐久平駅周辺はショッピングセンターなどが立ち並び、御影地区では住宅が増加しています。

新幹線の駅ができたおかげで佐久市は劇的に発展し、反対に小諸市はすっかり衰退してしまったという歴史があります。

小諸市には、アニメの聖地巡礼の地として訪れる人も多くいます。「あの夏でまってる」、「ろんぐらいだぁす」などは小諸が舞台になっています。

#小諸市#小諸駅#長野観光

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