未来への教科書~For Our Children~♯100 「帰還困難区域で生き続ける牛たちのために~ふるさとと心を守る取り組み~」
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 Published On Aug 4, 2015

福島県双葉郡大熊町にある牧場。東日本大震災から4年目の春が終わりをむかえようとしていた。
この牧場では7頭の牛が放し飼いにされ、牧歌的で和やかな風景が広がっている。
しかし、この牧場、実は原子力事故を起こした福島第一原子力原発電所から約8kmほどしか離れておらず、しかも、現在においても一般の立ち入りが許可されていない、帰還困難区域の中に存在する。
そのような場所に牛がいるのはなぜなのか。何のための牛なのか。そして毎日、牛の世話をしにくる谷 咲月さんはいったいどんな人物なのか。
震災後、谷さんが牛を助けるために代表となり立ち上げた一般社団法人「ふるさとと心を守る友の会」。
谷さんはどのようにして“ふるさと”と“心”を守ろうとしているのだろうか。なぜ守ろうとしているのか。
期間困難区域に残された牛とその取り巻く状況を取材しながら、このような特殊で複雑な地域で牛を飼育する意義や、谷さんの根底にある考え方を追った。

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