兵庫陶芸美術館が令和2年度に受贈しました「赤木清士コレクション」をご紹介します。
　兵庫県豊岡市日高町出身の赤木清士氏（1932-2019）は建設業を営む傍ら、日本の灯火具や近代のものづくりに関わる科学技術資料の収集に情熱を注ぎます。1965年頃から陶磁器も本格的に収集を始め、鉄橋や電線が描かれた作品を愛好し、肥前磁器を中心に200点以上のコレクションを形成しました。江戸時代の古伊万里から、明治以降の近代的な図様までバラエティーに富んだ作品たちは、江戸から明治へと時代が移り変わっていく当時の息吹を感じられます。
　当館では2021年6月12日（土）から8月29日（日）まで、特別展「受贈記念赤木清士コレクション 古伊万里に魅せられて―江戸から明治へ―」を開催しています。
本動画に登場する作品も展示しています。どうぞお楽しみください。

配信日：2021年7月17日
制作：兵庫陶芸美術館
※無断転用・複製は一切禁止いたします。

Released: July 17, 2021
Production: The Museum of Ceramic Art, Hyogo

展覧会名：特別展「受贈記念赤木清士コレクション 古伊万里に魅せられて―江戸から明治へ―」
The AKAGI COLLECTION Fascinated by KO-IMARI the EDO Period to the Meiji Period
会期：2021年6月12日（土）～8月29日（日）
会場：兵庫陶芸美術館展示棟
URL： https://www.mcart.jp/exhibition/e3301/