Published On Premiered Jan 11, 2024
#愛宕神社#増上寺#東京タワー#芝公園#伊能忠敬
「出世の石段」
東京23区で1番高い、天然の山愛宕山。
その山頂に鎮座するのが、「愛宕神社」です。
かつては、東京湾や房総半島まで見渡すことが出来たという境内へは、「出世の石段」といわれる急な男坂か、ゆるやかな女坂を上ってお参り。
1603(慶長8)年、徳川家康の命によって、防火の神様として祀られたのが始まりです。
男坂は、見上げるほど急なうえに86段もあって そんな男坂を1番上まで上ると、ねぎらうように迎えてくれる一の鳥居。
1634(寛永11)年、徳川幕府の第3代家光が増上寺を参拝した帰りに、愛宕山の前を通り、頂上の梅を取ってくるように命じましたが、家臣達は、急な階段坂に尻込み。
曲垣平九郎(くまがきへいくろう)という四国丸亀藩の家臣が馬に乗ったまま、坂を駆け上り、見事梅を取って家光に献上しました。
家光は、平九郎を「日本一の馬術の名人」と讃え、この坂は「出世の石段」と呼ばれるようになりました。
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