第72回水郷潮来あやめまつり 嫁入り舟&芸座舟  2023年5月27日
さんにむ  Sannimu (大浦三右衛門 Oura San'emon) さんにむ Sannimu (大浦三右衛門 Oura San'emon)
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 Published On Jun 2, 2023

第72回水郷潮来あやめまつり大会が、令和5年5月19日(金)~令和5年6月18日(日)の間に開催されています。5月27日の午後と宵の嫁入り舟と芸座舟の運行を撮影してきましたのでご覧ください。宵(夜7時30分~)の嫁入り舟には、芸座舟が伴って運行されていました。

【嫁入り舟】
土地改良事業をはじめとする開発事業が行われる昭和30年前半までは、この地方は水路によって形成された生活形態であったことから、嫁入りする際の花嫁や嫁入り道具等を運搬するときにもサッパ舟が使われており、これが「嫁入り舟」のはじまりだとされています。
この「嫁入り舟」が全国的に知られるようになったのは、昭和31年10月に松竹映画「花嫁募集中」とタイアップし“ミス花嫁”を募集したことがきっかけとなり、花村菊江さんの「潮来花嫁さん」の大ヒットによりさらに全国的に知られるようになりました。しかし、生活形態や交通手段(水運から陸運)が変化してしまってからは、河川や水路(江間)も姿を消してしまい、サッパ舟を使った「嫁入舟」を見ることが出来なくなってしまいました。このようななか、昭和60年に行われた「つくば国際科学技術博覧会(潮来の日)」の際に、イベントとして「嫁入り舟」を復活させたのがきっかけとなり、現在のあやめまつり大会においてもイベントとして行われようになり、今では水郷潮来を代表する行事となりました。花嫁さんは、仲人(または両親、友人)と一緒に津軽河岸あと広場の船着き場から舟に乗り、花婿の待つ水郷潮来あやめ園へ出発します。あやめ園では、多くの観光客の皆さまに祝福されながら、あやめが咲き誇るなかを歩んでいきます。そして、花嫁さんと花婿さんは人力車に乗り、水郷旧家磯山邸(すいごうきゅうかいそやまてい)へと向かいます。

【芸座舟】
潮来の夏を熱く彩る八百有余年の歴史と伝統を持つ8月のおまつり「潮来祇園祭禮」に演奏されるお囃子を披露。お囃子を演奏する芸座(げざ)は毎回違うので、少し演奏の仕方も違います。聞き比べしてみるのも○!最初は、砂切りから始まり、馬鹿ばやし、いそべ、松飾など古来から伝わるはやし方で演奏される。 5月27日は、潮来芸座連の皆さんが担当しています。

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