肥前飯田駅 入口とホームが階段でつながっている駅 JR九州 長崎本線 2020年1月3日
九州の駅舎 九州の駅舎
746 subscribers
419 views
4

 Published On May 6, 2020

肥前飯田駅(ひぜんいいだえき)は佐賀県鹿島市大字飯田にあるJR九州・長崎本線の駅。
1934年(昭和9年)4月、鉄道省が開設。
長野県にある飯田駅(JR東海)と区別するため肥前飯田となった。

島式ホーム1面2線を有する地上駅。
上り線を通過線とする一線スルー配線構造になっている。
ホームは817系に合わせて2両分がかさ上げされている。
駅舎はなく、入口とホームとの間は階段でつながっている。

無人駅である。
2011年度の1日平均乗車人員は49人。
2001年度の1日平均乗車人員は102人となっているから、10年で半分以下となっている。
2011年度で49人なら、現在(2020年)はそれよりももっと減少していると思われる。


肥前飯田駅の前を少し歩けば有明海が広がっており、その有明海沿いを国道207号線が走っている。
肥前飯田駅に停車する列車は少ないのだが、それに比べて国道207号線を走る車は多い。
地元の人も自家用車を持っており、ほとんど鉄道など利用しないのではないのだろうか。

肥前飯田駅は佐賀県と長崎県の県境近くにある駅であり、利用者も2000年代に入り年々減少している。
隣にある多良駅(たらえき)は佐賀県立太良高校の最寄り駅でもあり、JR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅であるが、2020年3月のダイヤ改正にあわせて無人化される予定である。

多良駅は、最寄りの太良高校に通う生徒の利用が多く、無人化になると定期券の購入ができなくなる恐れがある。
また、2019年から特急かもめの臨時停車も打ち切りになっている。
JR九州は太良町に、今後、切符販売など駅舎の管理業務を自治体や民間に委託する提案も行っているようだ。



ブログもやってます。「九州の駅」
https://plaza.rakuten.co.jp/rhyme2050/



#肥前飯田駅#長崎本線#国道207号

show more

Share/Embed