西武6000系6107Fが3月25日より新宿線にて運行されました。1994年に池袋線から新宿線に転用して新宿線で初運行をしましたが、2007年の副都心線対応化で池袋線に転用されました。
およそ17年ぶりに新宿線に戻る形となりました。

西武6000系6107Fの経緯
1994年02月 : 東急車輛にて製造出場して運用入り(池袋線にて運行)
1994年06月 : 新宿線にて転用(新宿線初運行)
2007年01月 : 副都心線対応改造して池袋線に転用
2017年12月 : GTO-VVVFからSiC-VVVFに機器更新
2024年03月 : ワンマンモニター撤去と弱冷房車が変更で新宿線運行

今回6000系6107Fですが、40000系導入によるものではなく6105Fと同様に新宿線のダイヤ改正による増発によるものではないかとみられます。

・２０２４年３月１６日（土） ダイヤ改正を実施します
(2024年1月24日)
https://www.seiburailway.jp/file.jsp?...

＜ダイヤ改正の概要＞
１.改 正 日 ２０２４年３月１６日（土）
２.対象路線 池袋線・西武秩父線・西武有楽町線・豊島線・狭山線
新宿線・拝島線・多摩湖線・国分寺線・西武園線・山口線
※多摩川線のダイヤに変更はありません。
３.内 容 【特急列車および座席指定列車の増発】
池袋線では、平日朝に上り特急列車を１本増発するとともに、ご利用しやすい運転時刻に変更、土休日夕方に池袋へ到着する特急列車を西武秩父始発に延長します。
新宿線では、平日朝に上り拝島ライナーを１本増発します。
【新宿線・拝島線・国分寺線の日中時間帯の増発】
平日日中時間帯において、新宿線の運転本数を毎時２往復、拝島線および国分寺線の運転本数を毎時１往復増発します。これにより、列車の運転間隔が１２分から１０分へと改善され、２０２２年３月ダイヤ改正前の運転本数に戻ります。

6107Fを視察したところ、ワンマンモニターが撤去されて弱冷房車が9号車から2号車に変更されました。これにより、新宿線に転用の可能性が濃厚とみられます。ただドア広告に関しては池袋線用になっていたため、近いうちに新宿線用に変わるとみられます。
また新宿線用になるとパンタグラフに関してもシングルアームパンタグラフに交換も考えられます。

西武6000系所属
新宿線 : 6101F~6108F
池袋線 : 6109F~6117F,6151F~6158F

6000系シングルアームパンタグラフ交換
6102F : 2018年07月05日 シングルアームパンタグラフ
6101F : 2019年03月11日 シングルアームパンタグラフ
6108F : 2023年12月14日 シングルアームパンタグラフ

収録日 : 2024年3月25日